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仏壇に灯す「ろうそく」とは?種類・意味・選び方を松川仏壇が解説

仏壇に手を合わせるとき、自然と灯している「ろうそく」。
しかし、その意味や役割、種類の違いまで意識している方は多くありません。

・なぜ仏壇にはろうそくを灯すのか
・和ろうそくと洋蝋燭はどう違うのか
・最近増えている火事は大丈夫なのか

このコラムでは、仏壇専門店である松川仏壇が、
仏壇に灯すろうそくの意味・種類・選び方・安全面までを、
初めての方にも分かりやすく解説します。


仏壇にろうそくを灯す意味とは

仏教における「火」の意味

仏教では、ろうそくの火は仏さまの智慧(ちえ)や導きを象徴するとされています。
暗闇を照らす灯りのように、私たちの迷いや不安を照らし、正しい道へ導く存在です。

ろうそくは「心を整えるための灯り」

ろうそくに火を灯す行為は、
「これから手を合わせます」という心の切り替えでもあります。
忙しい日常から一歩離れ、故人や仏さまと向き合うための大切な時間を作ってくれます。


仏壇で使われるろうそくの種類

仏壇に使われるろうそくは、大きく分けて3種類あります。

和ろうそくとは

和ろうそくは、日本で古くから使われてきた伝統的なろうそくです。
植物性の原料を使い、芯には和紙が用いられています。
炎が大きく、やさしく揺らぐのが特徴で、仏事との相性が良いとされています。

※ 和ろうそくについては、別コラムで詳しく解説しています。

七尾ろうそくとは

七尾ろうそくは、石川県七尾市で受け継がれてきた代表的な和ろうそくです。
松川仏壇では、高澤ろうそくが製造する七尾ろうそくを取り扱っています。
手仕事ならではの温かみのある炎が、仏壇の前の空気を静かに整えてくれます。

※ 七尾ろうそくの詳しい話は、専用コラムをご覧ください。

洋蝋燭とは

洋蝋燭は、パラフィン(石油由来)を原料とした一般的なろうそくです。
形が均一で扱いやすく、価格も手ごろなため、日常使いとして選ばれることが多くあります。


和ろうそくと洋蝋燭の違い

原料と作り方の違い

和ろうそくは植物性原料、洋蝋燭は石油由来が中心です。
この違いが、炎の性質や香り、すすの出方に影響します。

炎の揺らぎと仏壇との相性

和ろうそくの炎は揺らぎがあり、やさしい光を放ちます。
一方、洋蝋燭は炎が安定しており、現代的な仏壇にも使いやすい特徴があります。


仏壇に合ったろうそくの選び方

仏壇の大きさに合わせて選ぶ

ろうそくが大きすぎると、炎が近くなり安全面で不安が出ます。
仏壇のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。

毎日使うか、法要だけか

毎日のお参りには扱いやすいろうそく、
命日や法要など特別な日には和ろうそくを選ぶ方も多くいらっしゃいます。

「正解」より「続けられること」

供養に決まった形はありません。
無理なく、気持ちよく続けられるろうそくを選ぶことが何より大切です。


仏壇のろうそくと火事|安全に使うための注意点

仏壇のろうそくによる火事はなぜ起きる?

近年、仏壇のろうそくが原因となる火事が増えています。
多くは、火を灯したまま目を離したり、炎が仏具に近すぎたりすることが原因です。

火事を防ぐためにできること

  • 仏壇に合った大きさのろうそくを使う

  • 安定した燭台を選ぶ

  • 火を灯したらできるだけ目を離さない

  • 使用後は必ず火を消す

火の扱いに不安がある場合、
無理にろうそくを使わない選択も間違いではありません。


松川仏壇が七尾ろうそくを大切にしている理由

松川仏壇では、七尾ろうそくを大切に取り扱っています。
理由は、伝統や品質だけではなく、
仏壇の前で過ごす時間にふさわしい灯りだと感じているからです。

灯した瞬間に、空気が静かに整う。
その感覚を、ぜひ知っていただければと思います。


まとめ|ろうそく選びは供養の形を考えること

ろうそくは消耗品です。
だからこそ、形式や価格にとらわれすぎる必要はありません。

・安心して使えること
・無理なく続けられること
・気持ちが向くこと

それが、いちばん大切です。

松川仏壇では、
それぞれのご家庭に合った供養の形を、
これからも一緒に考えていきたいと考えています。

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