仏壇の電気がつかない原因と対処法|LED電球交換で明るく長持ち|松川仏壇
はじめに:おの「明かり」は心を灯すもの
お仏壇の中で静かに光る小さな灯り。
それは単なる照明ではなく、「ご先祖様や故人への想いを伝える象徴」です。
昔から日本では、「明かりを灯す=心を向ける」という意味を持ち、
ろうそくや行灯(あんどん)などの灯りには、“魂を導く”という信仰がありました。
現代の仏壇ではそれが電球に変わり、日々の暮らしの中でご先祖様を想う「心の光」として受け継がれています。
そんな大切な明かりが、ある日ふとつかなくなる。
「ご先祖様に失礼なことをしてしまったのでは…?」
「お仏壇の電気が切れたままでいいの?」
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、仏壇の電気がつかない原因を詳しく解説しながら、
ご自分で確認できる対処法や、長持ち・安全に使えるLED照明への交換についてもご紹介します。
1.なぜお仏壇には明かりが必要なのか?
(1)仏様を照らす「供養の光」
仏壇の照明は、単に内部を明るくするためではなく、
ご本尊(仏様)やご先祖様を照らし、敬意を表す光です。
暗いままだと、お仏壇がどこか寂しく感じられませんか?
明かりは「いつもあなたを想っています」という気持ちの表れであり、
お参りの時間を穏やかに、そして心静かに整える役割も果たしています。
(2)家庭の中心に「祈りの灯り」を
仏壇の灯りは、家族が集まる場所を優しく照らし、
心の拠りどころとなる象徴です。
お仏壇の前に座ると、自然と手を合わせたくなる——
それは、明かりがもたらす「安心」と「ぬくもり」があるからこそです。
電気が切れたままだと、どうしても気持ちが落ち着かず、
“日々の供養のリズム”が崩れてしまうこともあります。
(3)ご先祖様を「導く光」として
仏教では、明かりは「智慧(ちえ)」や「悟り」を象徴し、
暗闇を照らす“導きの光”としても大切にされています。
お盆やお彼岸の時期に灯りを絶やさないのも、
ご先祖様が迷わず帰ってこられるようにという意味が込められています。
つまり、お仏壇の電気がつかない状態は、
単に不便なだけでなく、ご先祖様との心のつながりが一時的に途切れてしまう状態といえるかもしれません。
2.仏壇の電気がつかない主な原因と確認ポイント
(1)電球の寿命(最も多い原因)
最も多い原因は、電球のフィラメント切れです。
お仏壇の照明には、昔ながらの「豆電球(白熱電球)」がよく使われています。
寿命はおよそ500〜1,000時間ほど。
- お参りのたびに点けたり消したりすることで、振動や熱による劣化も早まります。
【確認方法】
電球を外して、フィラメントが黒くなっていないか確認。
同じ口金サイズの電球を取り付けて点灯するか試す。
交換しても点かない場合は、別の原因を疑いましょう。
(2)コンセント・プラグの接触不良
意外と見落としがちですがコンセントが抜けているという場合もあります。
また、長年同じ場所で使っていると、ホコリや湿気で接触が悪くなることがあります。
プラグが緩んでいる、コードが折れている、という物理的なトラブルもよくあります。
【確認方法】
プラグがしっかり差し込まれているか確認。
延長コードを使用している場合は、他の電化製品で動作チェック。
スイッチ付きの電源タップは「ON」になっているか確認。
【対策】
ホコリが溜まっている場合は乾いた布で清掃。
差し込みが緩い場合は別のコンセントへ差し替え。
コードが硬化・折損している場合は早めに交換。
(3)スイッチや配線ユニットの故障
電気配線の作りによっては、照明スイッチが背面や側面に付いているタイプがあります。
このスイッチ部分の接点が経年劣化し、通電しなくなることがあります。
また、配線ユニット自体が古く、断線しているケースもあります。
【確認方法】
スイッチのオンオフを何度か切り替えても点かない。
スイッチ部分を触ると電気がついたり消えたりする。
コードの途中で「カチカチ」と音がしていないか確認。
【対処法】
電気配線の故障は感電や火災の危険があるため、自分で修理はせず専門店へ依頼したほうが良いかと思います。
松川仏壇では、スイッチユニットや配線の交換も承っています。
(4)ソケット部分のサビ・汚れ
お線香やろうそくの煙、湿気などで、ソケット(電球の差込口)が汚れたり酸化していると、
電球が正しく通電しません。
【確認方法】
電球を外して、ソケット内部を目視でチェック。
金属部分が黒ずんでいる・白い粉のようなサビがある場合は接触不良の可能性。
【対策】
電源を抜いた状態で、乾いた綿棒やティッシュで軽く清掃。
汚れがひどい場合は部品交換を検討しましょう。
(5)トランス(変圧器)の故障
古い仏壇では、家庭用100V電源を6Vや12Vに変圧して使うトランス式照明が多く使われていました。
このトランスが壊れると、電気が全く流れなくなります。
【対処法】
トランス交換は専門技術が必要です。
仏壇店または電気工事士の資格を持つ修理業者に依頼しましょう。
松川仏壇では、古いトランスを取り外し、現代のLED対応配線へ交換する施工も行っています。
(6)その他の要因
電源タップのスイッチがOFFになっている
LED球と古いトランスが相性悪く点滅している
内部の結線がゆるんでいる
こうした細かなトラブルも、見落とされがちな原因です。
3.電気がつかないときのチェックリスト
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チェック項目
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状況
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対応方法
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電球のフィラメント
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黒ずみ・切れ
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電球交換
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コンセント
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緩み・ホコリ
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清掃・差し込み直し
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スイッチ
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劣化・通電しない
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部品交換(業者依頼)
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ソケット
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サビ・酸化
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掃除または交換
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トランス
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通電しない
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専門修理
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4.LED電球への交換をおすすめする理由
近年、仏壇の照明も「LEDタイプ」へと進化しています。
LED電球はただ明るいだけではなく、仏壇を長く安全に使うための多くのメリットがあります。
(1)寿命が圧倒的に長い
従来の白熱電球の寿命が約1,000時間前後に対して、LEDは約20,000〜40,000時間と非常に長寿命。
ほぼ「一度交換すれば10年以上」持つことも珍しくありません。
→ 頻繁に交換する手間がなく、法要の直前に「電気がつかない!」というトラブルを防げます。
(2)発熱が少なく、安全性が高い
LEDは白熱電球のように高温にならないため、仏壇内部の木材や漆に優しいのが特徴です。
特に金箔や塗り仏壇では、熱による変色やヒビを防ぐ効果があります。
(3)電気代がぐっと安くなる
白熱電球に比べて、消費電力は約1/5以下。
毎日数時間点灯しても、1ヶ月の電気代は数円程度。
環境にもお財布にも優しい照明です。
5.松川仏壇でのLED交換・修理サービス
松川仏壇では、
・電気がつかない仏壇の原因調査
・配線・トランスの交換
・LED電球への交換対応
をすべて店頭または出張で承っています。
◎サービス内容例
白熱電球→LED球への交換(部品代+工賃)
スイッチユニット・配線交換
トランス式照明のLED化改修
ご本尊・仏具を照らす間接照明プランの提案
古いお仏壇でも、照明を変えるだけで明るく上品な印象に生まれ変わります。
LED照明は「ご先祖様への想いを明るく照らす」現代の灯です。
6.まとめ:明かりが灯ることで、心も灯る
仏壇の電気がつかないと、不安になったり「ご先祖様に申し訳ない」と感じる方もいらっしゃいます。
しかし、それはお仏壇が「直してほしい」「手をかけてほしい」と教えてくれているサインでもあります。
LED電球に変えることで、
明るくやさしい光でご本尊を照らせる
電気代・交換の手間が減る
安全に長く使える
といったメリットが得られます。
松川仏壇では、福井県内の店舗・出張対応にて、仏壇照明の点検やLED化のご相談を随時承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。





